発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

日々の生活にある学びと明日から実践できる療育支援のヒント

なーんにもない、3連休です。

台風14号により、予定はすべて白紙です。

 

予定といっても、いつも子どもの野球の試合ですけど笑。

 

3連休だから滞っている仕事を進めようと思うのですが、全く進まないです。

なんせワーワーと自宅で遊んでいる方々がいますので…。

 

私は、図書館とかカフェに行かないと仕事がゆっくりできないタイプだと思います。

自宅で作業するなら、いつも夜中です。

 

 

いつもなら21-22時頃から仮眠して、夜中の1-2時に起床。

その後、朝まで過集中!…という流れです。

 

何故だか、この連休中は21-22時頃に眠くなって、朝の6時くらいまで普通に熟睡です笑。そんな3日目ですけど、日中はやる気がでませんなぁ。

続きを読む

中学受験における模試の結果が…

中学受験の模試の結果が返ってきました。

 

まぁ何やかんやで学童野球の卒団が未定となっていて、「受験勉強」「野球」という二足の草鞋を履いている…状態です。

コロナ感染や台風等の種々の要因により、最後の大会が終わらない笑。

 

夏休みも夏期講習に行ったり、塾の提出課題を嫌々とコツコツこなしていましたので、ちょっとは成績Upあるのかなぁと淡い期待をしていました…。

 

 

TWINS兄さん

一応、県内有数?の私立中学を目指しています。ADHD傾向も強く、何でも「1番」という響きが好き!なだけ…。

またWISC-Ⅳの結果を書く予定ですが、凸凹がすごいです。特に「処理速度(PSI)」がずば抜けていて、グラフを振り切る勢いです笑。

 

塾の先生からも「算数は得意みたいです」と。ワーキングメモリ(WMI)は低いのに、何故か算数の暗算は得意…という笑。

しかしながら、国語は絶望的に文章読解の文脈理解や心情理解ができません笑。

まぁ暗記系の理科・社会がもう少し安定して、算数が平均を引き上げてくれれば何とかなりそうな予感?くらいでした。

 

本人が目標設定を高く持っているだけで、家族としてはあまり大きな期待をしていません笑。

 

問題は、TWINS弟くん…

勉強の意欲に変動はありますが、決められた課題はコツコツと仕上げていくタイプです。過集中で仕上げていくTWINS兄さんと比較して、マイペースに進めていくタイプなので学習の習熟度が安定すれば、結果は出るタイプです。

 

なので、学習の習熟度が高い単元と限定すれば、すぐにケアレスミスをするTWINS兄さんよりも高い点数を取ったりします。

 

しかしながら、今回の模試の結果は…

びっくりするくらい絶望的でした笑。

ウチの嫁さんも私もどういう声掛けが適切か悩むレベルです笑。

 

とりあえず「模試の復習をしながら自分の得意なとこ/苦手なとこを整理していけばいいね~」という鉄板の回答ですね笑。

 

なかなか子どもたちで自分なりの効率的な勉強方法とかを考えるのは難しいと思いますので、色々と提案していくしかないです…。

自分の認知特性に合った学習方法を定着させてあげたいですね~。

WISC-ⅣK-ABCⅡの結果をフル活用させていただきます笑。

続きを読む

国連が要請した“分離教育”の中止「考えていない」(2022/09/13)

先日、以下のような記事をリンクさせていただきました。

developmental-pt.hatenablog.com

 

上記の続きの記事です。

www.huffingtonpost.jp

 

国連は、障害児に対する「事実上の(小中高校や通常の学級への)入学拒否」が起きていることに懸念を示し、「長く続く特別支援教育により、障害児は分離され、通常の教育を受けにくくなっている」と指摘。その上で、障害児を「分離」している現状の特別支援教育をやめるよう、日本政府に強く要請した。

ただ、日本政府は、国連が「分離教育」の場と捉えている特別支援学校や特別支援学級も障害者権利条約が定める「一般的な教育制度」に含まれると解釈している。

出典:国連はなぜ日本に特別支援教育中止を勧告したのか(2022/09/10) - 発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

 

ポイントとなるのは、以下の点ではないでしょうか。

同省は通知の発出に先立つ2021年度、特別支援学級に在籍する児童生徒の割合が高い10の都道府県・政令指定都市を対象とした調査を実施。その結果、特別支援学級に在籍する児童生徒のうち総授業時間の半分以上を通常の学級で過ごしている子どもが97%を占める自治体があることが判明した。

同省特別支援教育課の担当者は、「こうした自治体では、障害の特性に応じた支援が十分に展開されず、障害児が通常の学級内で放置されていることも少なくない。支援が必要な障害のある児童生徒には、特別支援学級での学習時間を確保することが適切」と説明する。

出典:国連はなぜ日本に特別支援教育中止を勧告したのか(2022/09/10) - 発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

 

 

私の市町村では、

発達が気になる子どもではあるけれど、明らかな行動障害等を認めていない場合は、通常級(交流級)に在籍している場合がほとんどです。

で…小2-3年くらいになり、徐々に読み書きの遅れが顕著となり、学校への行き渋り等が顕在化してくるというパターンです。

 

また、特別支援学級に在籍していたとしても、「インクルーシブ教育」という名のもとに通常級で過ごしていることが多く「学びの保障」もされず、ただ座っているだけ…板書や問題を解くのに一生懸命で理解までには到底至らず…みたいな感じでしょうか。

 

かと言って、職員配置の問題や教室の確保など問題は山積みの印象です。

今後の展開にも注目したいですね。

続きを読む

イライラしているのか…授業中に離席をしたり、友達に手が出ているようです。

先日、学校の先生からお呼び出しがありまして、お話をしてきました。

 

そう、小2の末っ子くん。

 

学校と言う「環境」そのものが落ち着かない状況でして…

2年生の1学期担任は、夏前から体調崩してDrop out…

急遽、特別支援級の先生や校長、教頭先生が授業をしたりする状況…

 

2学期になり、新しい先生が入って、担任となってくれました。

 

しかしながら、今一つ先生との学習スタイル/環境が合わないのか…

宿題へのストレス学校への行き渋りがあるなぁ~とは感じていました。

 

読み書きが苦手な末っ子くんには、書き込み系の宿題から書き写し系の宿題に変更となり、書く量も増えてストレス増大中…。

加えて、1学期よりも宿題量も増えて、ちょっと病んでいる状態です笑。

 

疲れているのか、帰宅後にすぐ就寝、夕ご飯を食べたらすぐ就寝というレベルで睡眠時間10-12時間くらい笑。

 

まぁそんなことは1年生からもよくありましたので、細かいことはあまり触れずに疲れていたら寝る、宿題は程々にして寝る…という対応です。

 

 

で、お呼び出しの内容は…

先生:イライラしているのか…授業中に離席しています。最近のお家での様子はどうですか??本人と何かお話をしていますか??お友達と些細なことでカッとなって手を出してしまったようです。

 

私からはストレス因子として「読み書きの困難さ、宿題の方法、睡眠状況」について簡単に説明しました。

 

先生:疲れているんですかね~

 

私:そもそも友達に手を出した「理由」は何ですか?

 

先生:友達にちょっと揶揄われるような言葉を言われたようです。

*話を聞く限り、身体的な特徴等を示すような言葉ではなく、ただの下ネタです。

 

まぁ本当にどうでもいい内容なので、普段の彼の雰囲気なら「なんなそれ」みたいにサラッとあしらうタイプなのですが…。

 

とりあえず、私自身は本人から詳細を聞いていないので、

「イライラしてたんでしょうかね~、友達に手を出すって言うのは今まで一度もなかったので…。」「私が思うに彼が手を出すってことはよっぽどの時だと思いますけど、その手を出す前後の背景はわかりますか??」

 

先生:わかりません。その状況からは下ネタを言われて、カッとなって手を出したという感じ、子どもたちもそのように話をしていました。

 

????????????????????っていう状況ですが、本人と話をしていないので、何も言えない笑。

 

で…本人談(まぁ自分の都合の良いように解釈している可能性はあります)

*手を出すことは、当然ダメだよって言うのは大前提として。

「いっつもちょっかいを出してくる、先生に怒られる前からずっと言うてくる。怒られた後もまた言うてきた。ずっと言われてるから腹が立った。」

「授業中にちょっかいを出してくるから、むかついて追いかけようとして席を立った」

等々…。

「算数がわからんから学校行きたくない」とも…。

 

まぁ種々の要因が重なっていることは明らかですね。

行動の結果論だけで、話をしてしまうとちょっと可哀そうな気もするけど、真実はいかに…。

国連はなぜ日本に特別支援教育中止を勧告したのか(2022/09/10)

なんか色々と話題になっていますね…。

 

www.huffingtonpost.jp

 

まぁ言わんとすることはわかりますよ。

 

しかしながら、せーので前を向いて一斉授業をしよう…というスタンスが多い現状では、抜本的な教育改革が必要でしょうね。

 

 

で、こんな研修会を見つけましたよ。

是非、聴講したい。

 

select-type.com

続きを読む

「SPY×FAMILY」のネタから考える入学試験対策??

たまには、

マンガ・アニメも役に立つと実感する笑。

 

先日、私立中学校の学校説明会に参加しました。

developmental-pt.hatenablog.com

 

で、学校説明会と言う、ふわふわした気持ちでウチのTWINS兄弟が参加すると…

ふらふら歩いたり、きょろきょろしたり、ワーワー言ったりと全くの緊張感がなくなる可能性「大」なわけです笑。

 

と言うわけで、

SPY×FAMILY」のネタからTWINS兄弟に話をしました。

ロイド・フォージャーの養子となったアーニャが受けることになった超名門校であるイーデン校の入学試験で起きた様々なトラップや試験官が観察していたポイント等を覚えているか??と。

 

spy-family.net

 

そんなの学校説明会でやってないと思うのですが、それぐらい言わないと行動が変化しないので、適当なことを言いながら…

「今の挨拶は声良かったよ」

「受付の確認で自分の名前を先生に伝えられてたよ」

とか褒めつつ、指摘しつつ、楽しみつつ?参加しました笑。

 

そういう会話をすると自分たちの身なりにも注意が向くようで、

兄弟間で

「おまえ、シャツとズボンの服が合ってないぞ、ちょっと裾のとこ破れてるぞ。絶対減点や笑。」

「そんなん言うならお前、靴がボロボロで破れてるやんか」

 

まぁ注意が向く、身なりを気にすることができた…という点では良かったのかな笑。

何事もイメージできないと、どのように考えたら良いかわからないですからね。

続きを読む

私立中高一貫校の特別支援教育について学校説明会で聞いたみた。

志望校のひとつである

私立中学の「学校説明会」に参加してきました。

 

校長先生の挨拶や学校紹介ビデオの視聴、体験授業など一般的なスケジュール構成でした。

中高一貫校というのは、私の時代?地元?にはなかったので、何となく新鮮でした。

 

 

ウチのTWINS兄弟は、

「食堂がある~、ラッキー」

「野球部ないんかよ~」

みたいな感想ですね笑。

 

まぁそんなもんでしょうね。

 

私の個人的な興味は、

「私立中高一貫校特別支援教育について」です。

 

質問・相談会ブースみたいなのがあったので、先生に質問させていただきました。

 

まぁ基本的に「特別支援学級」はありません。「支援員」という体制で個別にサポートすることはできません。

学校の体制としては、

週1-2回くらいスクールカウンセラー(SC)が来校されて、生徒の個別相談に応じている。

また先生用?のスクールカウンセラー(SC)やスクールソーシャルワーカー(SSW)、スクールアドバイザー(SA)みたいな方が先生への教育・技術的な指導等で来校されているようです。

 

限局性学習症のようなタイプに関しては、最終的に「学習の遅れ」としてキャッチされることが多く、その都度対応されている場合が多いようです。

先生方も何となく「気になるタイプ」の子どもとして、認識はされているようですが、保護者からの診断等の説明もない場合が多いようです。

三者面談等で「実は…」みたいなケースもあると。

 

しかしながら、質問させていただいた先生の印象は、

「教員や生徒間のサポートも多く、学校生活に馴染んでいるように思います」と。

基礎学力や学習サポートの高さが有名で通塾率がかなり低いことでも地元では有名です。そういった背景もあるのかなぁと思いました。

 

学習面だけでなく、情緒面やストレス耐性の脆弱性とかはあるでしょうし、もうちょっと深掘りして聞いてみたいという印象ですね。

続きを読む

生まれつき読み書きが苦手な発達性ディスレクシア 見逃されやすいが「1クラスに2、3人」 早期発見で適切な支援を(2022/09/09))

必要な方々に届いてほしいですね。

 

出典:生まれつき読み書きが苦手な発達性ディスレクシア 見逃されやすいが「1クラスに2、3人」 早期発見で適切な支援を | 東京すくすく | 子育て世代がつながる ― 東京新聞

 

sukusuku.tokyo-np.co.jp

 

以下より冊子のダウンロードができます。

練馬区社会福祉協議会 練馬ボランティア・地域福祉推進センター」は6月、冊子「先生・保護者・みんなのための 発達性読み書き障害 早わかりガイド」(宇野彰さん監修)を作成した。

出典:生まれつき読み書きが苦手な発達性ディスレクシア 見逃されやすいが「1クラスに2、3人」 早期発見で適切な支援を | 東京すくすく | 子育て世代がつながる ― 東京新聞

 

なかなか「わかってもらえない/もらえにくい」んです。

板書は本当に必要なのか…。

板書は本当に必要なのか…。

 

個人的には、計算ドリルの問題をノートに書き写すとか…。

ひたすら漢字ノートに漢字を一行ずつ修行のように書くとか…。

 

business.nikkei.com

 

 

ウチの末っ子くんは、

とある事情で2年生の2学期から担任の先生が変わりました。

 

すると、1学期は書き込み式やプリント学習で宿題を出す先生だったのに2学期から「書き写し系」「ひたすら反復書字学習系」のパターンに変わったらしく、かなり凹んでいます笑。

 

「合理的な配慮」と言いますが、なかなか対応してもらえないのも現実ではないでしょうか…。

 

本文の中にも「STRAW-R 改訂版 標準 読み書きスクリーニング検査」等の評価の必要性について記述されています。

 

www.chibatc.co.jp

 

宿題でイライラしちゃうと他の生活にも影響するし、遅くまで頑張った結果、寝るのが遅くなったら、生活リズムは悪くなるし、「学校行きたくない」とか言い出して「お腹が痛い」と精神の不調が身体化/顕在化したりしますから…。

 

まぁ家庭学習も程々に。

続きを読む

読めてる? ディスレクシア(おすすめアプリ)

いい感じのアプリを見つけてしまった。

 

open-dna.jp

 

アプリの監修が既に信頼度が高い。

⼤阪医科薬科⼤学小児高次脳機能研究所・LDセンター
オプトメトリスト・医学博士
奥村 智人 先生

奥村智人(Tomohito Okumura) | 研究者検索 | 大阪医科大学 研究支援センター

 

 

『読めてる?』3つの特長

出典:読めてる? ディスレクシア

 

非常に操作性や視認性もよく、子どもが楽しみながら参加できるように配慮されているように感じました。

 

アプリの注意事項にも書いていますが、

ディスレクシアの判定をすることはできません。
*このアプリで、学習の習熟度は確認できせん。

出典:読めてる? ディスレクシア

 

たぶん年代や学年別の正答率や正答までの反応時間(RT:Reaction Time)とかを平均の-1.5~-2SDの標準偏差に入るかどうかみたいなのを見てるのかな??

 

個人的にはおすすめです。気になる方は是非。

続きを読む

最近、読んでいる本です。

このシリーズの本は好きです。

 

わかりやすいし、あるあるやし、マンガだから読みやすい。

 

 

ちょっと子どもにもメタ認知して欲しくて、普通に机にポンと置いてます。

 

 

たまに読んでいるけど、

「あれ?なんかおれに当てはまるかも?」とか思ったりしているのかな…。

 

まぁ特性と個性の境界なんてスペクトラムなわけで、あえて「障害」という言葉を使うかどうかは時と場合によるでしょう(最近では障害と言う表現は不適切なので〇〇症とか書きます)。

 

必要な場合/状況になって使えばいいんじゃないのかな…と思うタイプです。

続きを読む

少年野球の保護者は「解説者になりたがる」 全国Vのチームが求める“一定の距離感”(2022/09/06)

ウチの子どもたちも「少年野球」をしているので、興味深く拝読させていただきました。

 

news.yahoo.co.jp

 

中条ブルーインパルスは8月、高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会「マクドナルド・トーナメント」で初優勝を果たした。全国1万1000チームが参加した大会の頂点に立ったチームの特徴の1つは、「指導者以外の大人がグラウンドにいない」

出典:少年野球の保護者は「解説者になりたがる」 全国Vのチームが求める“一定の距離感”(Full-Count) - Yahoo!ニュース

 

高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会「マクドナルド・トーナメント」とは、

少年野球の「甲子園」と言われています。

 

みんな?この舞台を目指して頑張っているのです。

主に大人かも知れません。勝利至上主義は、チームのカラー/方針にもよるのかな?。

 

 

「うちのチームに保護者会はありません。保護者は一切、練習に来ません。監督が思い通りに指導しています。保護者には、外野のネットを張るなど、子どもができないことだけお任せしています。少年野球に保護者の協力は絶対必要です。ただ、チームや子どもに関わりすぎると口まで出てきてしまうので、子どもにいい影響を与えません」

(中略)

「保護者、子ども、指導者が三位一体という中で、選手と指導者の距離は近く、保護者を少し離す二等辺三角形のように考えています。一番大事なのは選手と指導者の信頼関係です。保護者の考え方がチームに入ると、問題が出てきます。保護者は解説者になりたがる傾向にあるためです。体が動く父親がチームでノックをするようなことは、少し違うかなと感じています」

出典:少年野球の保護者は「解説者になりたがる」 全国Vのチームが求める“一定の距離感”(Full-Count) - Yahoo!ニュース

 

保護者は解説者になりたがる傾向にある…まぁ野球あるあるですね。

基本的な野球に関する指導は、監督やコーチに任せるべきですよね、それはわかります。

 

しかしながら、保護者の中には野球経験者だけでなく、甲子園経験者等の多数の実力者がいるのも事実です。

 

子どもに関わりすぎてはいけない!と思いつつ、やっぱり練習日以外のキャッチボールや素振り/バッティングにも付き合ったりするわけで、どうしてもちょっと口を出したくなりますよね笑。

 

とは言え、自分の子どもには変な期待や希望的観測も入ってしまい、感情論になると余計に子どもも嫌になりますから、細かな技術指導は第三者の監督やコーチに任せるのが一番かなぁと思います。

続きを読む

喧嘩を「売る/買う/買わない」という選択肢はないのだろうか。

うちのTWINS兄弟の些細な揉め事は日常茶飯事です。

 

喧嘩を「売る」という表現は適切ではないですが、「売ったように見えてしまう言動」がきっかけであることは間違いありません。

 

ちょっとしたスペースを通ろうとした時に相手が通行の阻害となっている…

大人「ちょっと通りたいから寄って」

子ども「おい、どけ!」

 

手が届かないので相手に「とってほしい」と要求をするとき

大人「ちょっととって~」

子ども「おい、かせ!」

 

対大人に対しては、普通の声掛けで伝えられていますので、全く問題なく要求通りにことは進むのです笑。

 

しかし、兄弟間ではそれが難しい…。

 

何なのかなぁ~双子ならではのライバル意識とかあるのだろうか?

自分は強いとか良いとか誇示するみたいなパターンなのか?

 

上手く伝えられた経験がなく、トラブルしか起こしていないという「過去の経験」でそのような行動のイメージになっているのだなぁと思うと、保護者として反省しかありませんが…。

 

基本的な他者への伝え方は…自戒も込めて

 

C:Calm(カーム)「おだやかに」

 

C:Close(クローズ)「近づいて」

 

Q:Quiet(クワイエット)「静かに、落ち着いて」

 

 

個人的には他者への言い方/伝え方ひとつでお互いに気持ちよく行動できるはずなのになぁ~とは思うのですが。

 

自分自身が安定/満足しないと他者に優しくなれない!のです。

だから、皆さんイライラする時は美味しいもの食べたり、自分の好きな趣味に没頭するのもありです。

 

私もそうしています笑。

続きを読む

抗てんかん薬は忘れずにしっかり飲みましょう。

先日、かかりつけ医である小児科に受診しました。

 

うちの娘は発作持ちでして、内服薬でコントロール中です。

 

 

詳細は以下をご参照ください。

developmental-pt.hatenablog.com

 

developmental-pt.hatenablog.com

 

で…

血中濃度測定を行った結果も確認してきました。

 

ウチの場合は、発作の特徴等を考慮し、予防的な?内服量として調整しています。

なので、「抗てんかん薬の参考域の血中濃度なるべく有効で副作用が少ない範囲で調整されていると思われます。

 

以下の資料によると、

カルバマゼピン 参考域の血中濃度 μg/ml 4~12

出典:てんかん診療ガイドライン2018|日本神経学会治療ガイドライン|ガイドライン|日本神経学会

 

ウチの娘が「4.4」だったので、そんなもんかなぁ~と。

 

で、先生からは娘に…

「ちゃんとお薬飲んだら大丈夫だよ」

「お薬ちゃんと飲めるなら3か月分で処方しておくけど、どう?飲めそう??」

 

うちの娘…

「あ~…(笑)、あはは…(苦笑い)」

 

先生…

「無理ってことね。じゃあ、また1か月後に来てね」

 

皆さん、お薬は用法・容量を正しく守って服用しましょう。

続きを読む

何となく見つけたアプリ「ルーチンタイマー」

この「ルーチンタイマー」

注意欠如多動症ADHDの当事者である方が中心となり、企画・デザイン等を行い、開発された経緯があるようです。

 

ルーチンタイマー

ルーチンタイマー

  • Hiroki Sakamoto
  • ライフスタイル
  • 無料

apps.apple.com

 

これはシンプルに使いやすく、「そう、その機能があるとありがたい」ってとこを叶えてくれています笑。

 

 

我が家で、このアプリを使う必要性が高い方は「TWINS弟くん」だと思われます。

 

自分のルーティンやスケジュールは明確に決まっているけれど、不注意により着替える途中にちらっと見えた宿題のプリントや新聞、その他諸々に気がそれてしまい、行動がゆっくりになって時間に遅れてしまう、忘れ物をしてしまう…ことは日常茶飯事です。

 

わかりやすく、

物事の優先順位や時間管理が難しい…って感じです。

 

なので、キッチンタイマースマホのタイマー機能で「あと15分で出発するから準備してね」とかそんな声掛けです。

 

準備する内容(例:着替え、はみがき、カバン)は理解しているのですが、「15分」という枠組みの中における優先順位や作業の進捗状況を自己認識するのが難しいようです。

 

作業はしているのですが、あれこれ気がそれている内に「タイマー音♪」ですね笑。

勿論、「後5分だよ」とか途中経過は説明しているのですが、自分が「あとどれくらい」で進んでいくのか/いくべきなのか…わからないのです。

 

この「ルーチンタイマー」の良いところ

自分でカテゴリ(学校の準備)に合わせて細かなスケジュール(着替え→朝ごはん→はみがき)とその所要時間(5分→10分→5分)をひとつずつ決めることができるのです。

 

加えて、丁寧にアナウンスをしてくれるのです。

 

「今から5分間、着替えを始めてください。」

「残り1分です」

「タイマー音♪」

「今から10分間朝ごはんを始めてください」…と次々スケジュールを進めつつ、時間管理もしてれます笑。

 

この途中経過をアプリが伝えてくれるのはありがたいですよね。

まぁ何でもやってみるのが大事です笑。

続きを読む