発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

日々の生活にある学びと明日から実践できる療育支援のヒント

久しぶりにまぁまぁな「てんかん発作」になりました。

ウチの娘は

てんかん発作」持ちです。

 

診断は、

「中心・側頭部に棘波をもつ小児てんかん:childhood epilepsy with centrotemporal spikes(CECTS)」で通称「ローランドてんかんです。

 

www.childneuro.jp

 

半年に一回くらいかな??忘れた頃に発作はあります。

お薬内服中ですが、やっぱり時々起こします。

 

 

主に「夜間就寝中に片側口周囲、顔面のけいれんを生じる発作が生じるてんかんなので21時過ぎに寝て静かになったかなぁ~と思う頃に「ワーワー」と泣き出すような変な声?に気づくという感じです。

 

発作は口の周囲、喉、頬、顔面などの片側にぴくつく感じですが、先日は上肢から下肢へと広がり、片側のけいれん及び全身けいれんを伴う?感じでした。

 

幸いにも1-2分で消失して何もなかったように「トイレ」と起き上がって歩き始めました。

 

しかし、歩く姿を見ていると明らかな右上肢の脱力感?が観察され、よたよたしています。

 

「??????????」なんかやばいやつ??まさかの「Todd麻痺???」とちょっと焦りました。

「Todd麻痺」とは、

脳内の興奮部位の発生に関連する神経障害の一種です。

 

娘がトイレで座っているところに種々の神経学的検査を行いつつ、アセスメントです。

やはり右上肢優位に動きのぎこちなさや脱力感があって、「どうしようか??」と考えている内に少しずつ動きの改善が見られ、5-10分後くらいにはほとんど左右差がないくらいまで回復しました。

 

とりあえず、回復したので救急センター等の夜間診療に行く感じではないかなと思い、そのまま就寝してもらいました。

 

朝には元気になっていたので、一安心です。

もうすぐ内服薬がきれるので、受診予定としています。その時に主治医にも確認しておきます。