発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

日々の生活にある学びと明日から実践できる療育支援のヒント

子どもの「したい/する必要がある」ことから「逆算」して問題を特定していく。

子どもの「したい/する必要がある」ことから「逆算」して「問題」「特定」していく

 

「したい/する必要がある」こととは、「目標」とも考えられます。

 

「したい/する必要があること」…なんてざっくり子どもに聞くと、

たぶん「いっぱいTVみたい/ゲームしたい/ゲーム上手くなりたい」なんて言うでしょう笑。

 

まぁそれはそれで、大事なエネルギーになるとは思いますが、今回は生活やセルフケア、遊び/運動などの項目の中で考えてみたいと思います。

 

 

しかしながら、子どもに「目標」という抽象的な言葉を理解するのは難しいと思います。もう少し視覚的且つ客観的に示す必要があると思います。

 

今回は、「Cognitive Orientation to daily Occupational Performance (CO–OP)」を紹介します。

 

www.hanetama.net

 

紹介と言いつつ、URLを載せて人任せですいません…。

 

大事なのは、

その問題/課題に対する…

 

  • 重要度
  • 遂行度
  • 満足度

 

を挙げることだと思います。

 

こうしておくと、意外と「おれはできる/できてる」と思っていることでも遂行度と満足度に乖離があると、「あれ?」と振り返りのチャンスになることもあります。

 

「じゃあ、もう一回、やり方を考え直そう」「こっちが問題なのかな?」と考えることができて、お互いに問題点やアプローチの共有ができるようになります。

 

まぁ話し合うツールとして、個人的にはとても好きです。