発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

日々の生活にある学びと明日から実践できる療育支援のヒント

最近見つけた、ひらがなの学習ドリル(なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳)

私は学齢期の子どもの「読み書きの困難さ」についてICT機器を活用することも多いのですが、やっぱり学校では基本的にはHandWritting(手書き)のスキルが求められます。

 

タブレット端末を活用して「書く」ことをサポートすることは非常に有効ですが、一点だけ気になることがあります。

 

それは、タブレット端末の特性上、書く時に少し手首が浮いてしまいます。

画面に対する接地面がペンと手首(小指側)になると反応が悪くなるため、ペン操作の安定性が低下することが多いです。

 

なので、紙面上でのHandWritting(手書き)のスキルも重要です。

 

 

で…何とか紙面上で「書く」ことを楽しくできないかな?と色々と考えた結果、見つけました!

 

 

単純に筆順を示したり、字体の構成を見やすくするなどの配慮だけでなく、「楽しい」と思えるとこが個人的には推しポイントです。

 

「くる、シュー、ストップ」など擬音語も多く、棒人間のイラストもちょっとアクセントになって、マイワールドを持ってる特性の子どもには楽しい「書く」作業に繋がりそうです。

 

筆順や字体の構成が理解できても、HandWrittingスキルとして未熟な場合には、その動きをガイドしてくれるような言語化やイラストが非常に有効であると思います。