授業を聞く「姿勢」や「態度」の多様性を認めることもひとつ…②
前回の続きです↓↓
developmental-pt.hatenablog.com
くせが強めのTWINS弟さんの授業を聞く「姿勢」や「態度」について…
- 全体的な筋緊張の低さがあり、姿勢保持が難しく、「前もたれ」、「肘をついて姿勢が傾く」等の姿勢が多い。
- 周辺視遊びから指をひらひらさせて遊んだり、常にペンと消しゴムが戦っている等の手遊び/自己刺激/感覚遊びのような行動が多い。
- 上記により、作業開始までに時間が掛かりやすかったり、作業速度がゆっくりになりやすい(WISC-ⅣのPSIが高いのに、こーいうのは遅い…)。*不注意や作業課題の内容等の注意・環境による影響も強いのかな。
<低学年時から先生と共有していること>
- 姿勢の多様性を認めつつ、聞いているか/内容を理解しているかで判断する。
- 座席位置を前方にしてもらい、「指摘」として注目するのではなく、具体的な指示が出しやすい状況にする。
- 作業時間を確保する(時間のはじまり/おわりを明確にする)。
- 感覚遊びや自己刺激は、少しずつ小さい動作/遊びになるように方法を変えていく(良くも悪くもねりけし、ペン回し、筆箱の開閉等)。*やはり抑制するのは難しく、ある程度許容しつつ妥協案を一緒に考えるのがベターかと…。
「姿勢」に関しては、このような環境調整もあります↓↓
学校に提案はしましたが、却下でした笑。
近くの福祉用具レンタル会社から「お試し」で使用させて頂きましたが、なんか結局、自分の落ち着く身体の位置、姿勢にしないと逆に落ち着かないみたいで…。
まぁわかるような、わからないような…。とりあえず、聞くことができて、内容をそこそこ理解してたら良いんじゃない…という価値観に変わりました笑。