個別の教育支援計画における「目標」と「方針」は違います!!
先日、担当の先生からTWINS兄弟の特別支援学級における「個別の教育支援計画」を確認させていただきました。
とても小さな学校ですので、なんやかんやで小学1年生から現在の6年生まで在籍させていただいています。
私の住む市町村では、通級指導教室がなく、通常学級(交流級)か特別支援学級(自閉症・情緒/知的)しかありません。
で…在籍する上で、以下のような書類が作成されます。
小学校・中学校・高等学校の学習指導要領では、特別支援学級や通級による指導において、「個別の教育支援計画」や「個別の指導計画」を作成することが義務付けられています。
出典:特別支援教育のトビラ
個別の教育支援計画とは?
個別の教育支援計画とは、障害のある児童生徒一人ひとりのニーズを正確に把握し、教育の視点から適切に対応していくという考えの下、乳幼児期から学校卒業後まで一貫して的確な教育的支援を行うために作成される計画です。
出典:特別支援教育のトビラ
まぁ概要はこんな感じです。
個人的な考えとして、教育支援計画を作成する上での
「目標」と「方針」は違います。
例えば、
「身のまわりを片付け、探し物や落とし物を減らす。」
これは「方針」です。
めざす方向。物事や計画を実行する上の、およその方向。
出典:方針とは - コトバンク
「目標」とは?
行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。
出典:目標とは - コトバンク
「片づける/減らす」というワードから内容は理解できますが…。
私の個人的な意見として、「方針」を「目標」に言い換えるならば…
「声掛けがなくても自分の持ち物を指定された場所/空間に位置/配置させることが自立してできる。」とか??
もしくは、「忘れ物や片付けに対する声掛け指示等が全体指示のみで完遂することができる」またはもっと具体的に且つ場面設定をするなら、「1週間の忘れ物/落とし物が5個以内になる又は帰りの会の準備/片付け場面で身体的/言語的なプロンプト等が5回以内で出来る」とか…。
こんなの書いてくれる先生がいたら「ネ申」です笑。
「書き直してください!!」とか、言ってませんよ笑。書いてくれるだけで満足です笑。
自分の心の想いを記しているだけです。
先生にもわかりやすい/理解してもらいやすいのは、学期末ごとの目標設定や行動の要因、具体的な方法論を一緒に考えてやりとりする方が関係性が上手くいく印象です。
任せっきりもダメですし、自分の言いたい放題、要求ばかりするのもダメです。
やっぱり「一緒に何とかしましょう/考えましょう」というスタンスが大事です。