発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

日々の生活にある学びと明日から実践できる療育支援のヒント

小児診療における問診ってすごい。

先日、地域の療育センターでウチの長女の初診がありました。

 

ウチの子はこんな感じです↓↓

 

developmental-pt.hatenablog.com

 

まぁ普通にはおしゃべりもするし、基本的な生活自立度は高い方です。忘れ物や不注意傾向は強いとは思いますけど…。

 

一番の困り感は、癇癪持ち+こだわりやマイルールに伴い、情緒面が不安定になったり、急に学校に行き渋り出したり…些細なことがきっかけに負の循環が入りまくるタイプです。

 

 

とは言え、

…等の一次スクリーニングや困り感を客観的に数値にしても、可能性が強いと判断するようなCutoff ポイントClinical criteria(臨床判断基準)には入りません。

 

となると、初診においてやはり成育歴家族歴等基本情報や本人/保護者への「問診」が大事になります。

 

私も一応、専門職ですから「問診」は通常業務の一部です。しかしながら、第三者的視点で主治医が臨床推論しながら「問診」をしてるのを見て、普通にすごいと思ってしまいました笑。

 

どこに視点をもって診察に行ってるんや!と思われますが、子どもに質問したり、色々と会話を展開させることって意外と難しいのです。

 

勿論、DSM-5とかの項目や臨床症状に沿って、色々と確認しているんですけど、雰囲気作りや言葉選び、質問の手順とか…もうちょい核心ついていくかと思いきや、「へ~、そうなんだね、なるほど」と傾聴/同調してみたり、「じゃあ、その時はどうするの?」とちょっと子どもの反応を待ってみたり…

 

ほうほう…

「そうやって、子どもと駆け引きするのか…」と普通に勉強してました笑。

 

まぁ初診の内容は、また後日にでも書きます笑。