ADHDや学習障害、自閉症の子どもが過去最多 文科省調査(2022/7/11)
社会的な認知度の高まりもあるしなぁ…。
文部科学省は、2020年度に通常学級に通っているADHD(注意欠陥多動性障害)や学習障害、自閉症の児童・生徒について調査をして、その結果を発表した。
それによると、全国の国公私立の小中高等学校で、通常学級に在籍しながら、週に数回だけ、障害などに応じて、他の教室で特別な指導を受けている児童生徒は、合わせて16万4693人。調査開始以来、最多となった。
(中略)
この中でも、ADHDと学習障害においては、2019年度の調査から、およそ1万7000人も増加した。また、自閉症については、調査項目に追加された2006年度は3912人だったのが、14年間でおよそ8倍増えたことになる。
数字で見るとインパクトありますね。
文部科学省の担当者は、増加の理由について「保護者の学習障害などに関する理解が深まり、特別支援を希望する人が増えたことが考えられる」としている。
いわゆる、「通級指導」を利用している児童と言うことですね。
私の住んでいる市町村では、「通級指導」の体制はありません。特別支援学級 or 通常学級(交流級)という対応です。
なので、特別支援学級に入れない境界領域の児童がなかなか困っているようです。養護教員や支援員、教頭/校長などフルに現場で対応していますが、何だか違うような…。