発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

日々の生活にある学びと明日から実践できる療育支援のヒント

今話題のテーマについて勉強しました(国連はなぜ日本に特別支援教育中止を勧告したのか?)。

先日、以下の研修会に参加しました。

 

developmental-pt.hatenablog.com

 

国連はなぜ日本に特別支援教育中止を勧告したのか?

 

非常に丁寧に今までの経過や経緯をご教示頂き、わかりやすかったです。

スライド資料までいただき、感謝ですね。

 

私個人としては、

もう少し国内外の教育システム等の違いについても論議して欲しかったなぁ…という感じです。

 

特別支援教育における「分離教育」が強化されているという点が非常にフォーカスされている印象でした。

 

 

以下の記事も影響しているようですね。

 

www.kyobun.co.jp

 

インクルーシブ教育については、以下の記事がわかりやすいです。

どちらかというと中立的な雰囲気があって好きです。

 

kyoiku.sho.jp

 

例えば米国では、障害のある子どもたちにも通常教育カリキュラムへのアクセスが義務づけられており、子どもの特性や状態に応じて修正される以下の4つのカリキュラムが考えられています。

①教育内容、達成水準、順序と時間割、指導方法に変更を加えないカリキュラム。

②教育内容、達成水準には変更を加えないが、順序と時間割と指導方法を調整するカリキュラム。

③教育内容、達成水準、順序と時間割、指導方法のすべてあるいは一部に変更を加えるカリキュラム。

④内容・方法が異なる個別の教育目標に基づく代替的個別カリキュラム。

出典:「インクルーシブ教育」とは?【知っておきたい教育用語】|みんなの教育技術

 

授業内容や学び方にある程度の選択や多様性があるというのは良いですね。それを展開/運営する先生のスキルや教材、教員配置ってどんなの?って思いますけど。

 

まぁ私が思う価値観と「国連の求めるインクルーシブ教育における認識の違い」と言うのは明らかでした。

多様な子どもが安心して学べる権利を保障するのは当たり前すぎて、本邦における特別支援教育=「分離教育と統合教育」なんてのはヘイト扱いされている…って衝撃でした。

インクルーシブ教育が大前提!ってことです。

 

なので、海外での教育事情についてもっと知りたいなぁと感じました。