発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

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子どもにとって「山登り(登山)」とは「行動の見通し」がつきにくいActivityなのか??

子どもにとって「山登り(登山)」とは「行動の見通し」がつきにくいActivityなのか??

 

 

行動の見通しとは…

 

  • 何をするのか
  • なぜするのか
  • どのようにするのか
  • どれくらいするのか
  • 終わったらその後は何をするのか…等々。

 

ウチの趣味・余暇のひとつとして、「山登り」があります。

大人は上記の「行動の見通し」についても何となくわかるし、YAMAPのアプリ見たり、そもそも景色を楽しんだり、運動習慣のひとつとして楽しんだりと様々な目的意識や行動の見通しをもってActivityを行っています。

 

せっかくの休みやし、みんなで「山登り」に行こう!って計画を立てても、ウチでは「しーーーーーーーん…。家でTVみたい、ゲームしたい」等々。

 

まぁ子どもにとって「山登り」は、

「疲れる、時間が長い、歩くだけ…」との意見も多く、消極的なActivityのひとつです。

 

ウチのESSENCEのある子どもたちに「やる気スイッチ」を入れるためには、やはり行動の「視覚化」「パターン化」でした。

 

とりあえず、聴覚的に言葉で説明しても情報が入っていかない人たちなので以下の本を読ませました笑↓↓

 

 

ウチの嫁さんが山登りを始めた際に気になって購入した本です。

少しずつ山登りにハマっていく感じや楽しさをマンガで教えてくれるので、わかりやすいし、子どもでも読んでくれました。

 

山登りすると、美味しいスイーツが食べれてたり、「行動食」という名のもとに「チョコ」とかおやつを遠慮なく、食べれるし…とまぁ子どもなりに自分にとって都合のいい情報をたくさん仕入れてました笑。

 

今では、がっつり山登りとまでは言えませんが、自然公園とかのハイキングコースや頂上付近にアスレチックがある山とかを選択すれば、一緒に登ってくれるようになりました。

 

「パターン化」という意味では、

「一回登ったことがある、頂上で美味しい山ごはんを食べた、自分の好きなおやつをもって行って山で食べた」みたいな経験をパターン化しておくという感じです。

 

まぁ何はともあれ家族で過ごす時間が増えるというのが嬉しい限りです。