発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

日々の生活にある学びと明日から実践できる療育支援のヒント

家族みんなの「心」に余裕がありません…。

子どもたちの新学期も始まり、新たなスタート!と言いたいところですが、ウチは現在、不協和音が生じています。

 

種々の要因が重なり合っていまして…

 

 

TWINS兄弟:

中学受験が来月に迫り、塾の帰りも遅く、学校/生活/塾のパワーバランスが崩れているのか、ちょっとイライラモード…。

 

長女:

「塾に行きたい」と謎の意欲を認めたため、TWINS兄弟の通っている塾の冬期講習に参加して、そのまま入塾しました。

入塾によるメリット/デメリットは十分に話をしましたが、完全にデメリットのみを痛感しているようです。

学校/塾の宿題、野球の練習、友達との遊びのバランスが崩れ、こちらもイライラモード…。

本来ならここで「もう学校いかん!」とかブチ切れて、なかなな手を焼くのですが、そのパワーワードは言うものの、ほっといたら気持ちは切り替えて学校/塾/野球にも行っています。ちょっと成長??

 

末っ子くん:

相変わらず、学校の担任の先生と関係性が悪く、授業中の「好ましくない行動」が増えているようです。

好ましくない行動(離席、消しゴムをちぎる/投げる、友達にちょっかいを出す、質問に答えない等)

この「行動」の「結果」だけを見てしまうと、明らかにふざけている、集中していない、授業に参加していない、みんなの邪魔をしている…となります。

しかしながら、ちゃんと本人の話を聞いてみると、

「だって、わからんもん」

「おもしろくないもん」

「〇〇くんが先にやってきた」

等の種々の「先行事象」があるわけです。

 

この関係性に対する認識/気づきが担任の先生はちょっと…。

勿論、好ましくない行動は修正/改善すべきなのですが、

「やめなさい、ちゃんとやりなさい」って指摘されても、「わからない授業の内容をちゃんと聞きなさい」…ってちょっとしんどいです。

 

うちの子だけが、ワーワーやっているわけではなく、クラスの数人の男子がお互いに干渉されて、落ち着かない状況のようです。

 

学級経営を含めて、色々とお話を進める必要がありそうです。

とりあえず、内容の自己選択や難易度設定の柔軟化等は相談及び提案させてもらいました。