発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

日々の生活にある学びと明日から実践できる療育支援のヒント

ちょっと吠えてきました(2学期保護者懇談会)

子どもたちの2学期保護者懇談会に行ってきました。

 

とりあえず、末っ子くんの「読み書きの困難さ」がしんどそうなので、担任の先生と情報共有してきました。

 

先生とは教育意識や価値観、障がい特性の理解がちょっと感覚が違うとこがありまして…話の持って行き方に苦労しています笑。

 

 

例えば…

先生

「〇〇くんは、計算や漢字を速く終わらせようとしてケアレスミスや字体/姿勢の崩れ、省略して書いてしまうことが多いので、もっと丁寧にゆっくり書こうねと話をしています」と。

 

子どもの理由

「速く書かないと黒板(書く内容)を消される」

「ポイントをもらえない」

*どうやら小グループで時間内に書ける/完遂するとポイント(トークン;ご褒美)がもらえて、貯まると宿題が減るなどあるみたい…。

 

何だかおかしいと思いませんか??

先生に悪気がないのは十分にわかります。

 

だ・け・ど・も

もっと丁寧にゆっくり書こうね ⇔ 速く書かないと黒板の内容が消される、時間内に終わらないとポイントがもらえない

 

「相反する」とは、まさにこのこと笑。

 

先生の理由付けもある意味?明確で

時間を設定することで時間の「はじまり/おわり」を具体的に視覚的に示しています。

トークン(ご褒美)を決めて、みんなで頑張れるための動機付けを図っています。

 

このちょっとした感覚の違いをご理解いただけるでしょうか??

やってることは、間違っていないのよ。

 

けど、その条件付けして、「もっと丁寧にゆっくり書こうね」はちょっと違いませんか??しかも「読み書きの困難さ」がある…ってのに。

 

まぁちょっと吠えてきました笑。

かわいくね笑。