発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

日々の生活にある学びと明日から実践できる療育支援のヒント

日記/作文は「おもしろい」ことを書くものなんですか??

今週末も悩んでおりました…。TWINS弟くん

 

「日記/作文」と言う、自由な発想且つ文章構成を求められる課題…

 

理解語彙は年代相応であっても、その語彙力を基に文字に書き起こしたり、文章として組み立てることはまた別問題です。

 

developmental-pt.hatenablog.com

 

話のネタになりそうなことを本人と相談してみました…。

  • 野球の試合について:負けたから書きたくない。TWINS兄さんも書いてる。
  • 兄弟でボードゲームをしたこと:おもしろくない、前にも書いた。
  • TVをみたこと:おもしろくない。
  • 修学旅行の準備のために買い物に行ったこと:おもしろくない。

 

 

「おもしろくない??」って言うのが、日記/作文の宿題において「こだわる」べきポイントなのか私にはわかりません。

しかも、日曜日の夜まで書いていない状況で…。

 

私が思うに彼の語彙力の問題で「おもしろくない」ではなく、話の内容としてノート2ページを書き綴って行けるほどの体験/エピソードではない??という意味かなぁと…。

 

ちなみに早く終わらせている時に内容を確認しても、上記のテーマで書いているのです。私が見る限り、ただ時系列に内容を綴っているだけですから、「おもしろい/おもしろくない」が内容に集約されているのかは不明です笑。

 

本人なりに何かあるのかもしれませんが…。

やはり「こだわり」が始まるとその「こだわり」から抜け出せなくなる感じなのかな?

思考のスウィッチング/切り替え??

 

で、結局そのまま夜は寝てしまい、朝になってTWINS兄さんの「野球の試合」のテーマ/内容をパクりつつ、何とか書き上げてました…。

 

かなり前向きな志向/思考が働いている体験/エピソードでないと難しいんだなぁ~と改めて思いました。

「宿題」としての物事の価値観や捉え方を変換/修正できればもっと楽だと思うのですが、「几帳面・まじめ≒こだわり・特性」の境界領域ですかね。