発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

日々の生活にある学びと明日から実践できる療育支援のヒント

マスクが子どもの発達に影響?

これから様々な研究や実証がされていくのかな…。

 

www.yomiuri.co.jp

 

こちらの記事↑↑(2022/06/01)では、

子どもの愛着形成を研究する 比治山ひじやま 大(広島市)の七木田方美教授が昨夏に保育士に行った調査では、マスク着用による乳幼児の変化(複数回答)は「表情が乏しい」46%「発音に問題を感じる」20%で、「人見知りしなくなった」6%あった。嫌なことがあると言葉ではなく、泣いて訴えるケースも目立つという。七木田教授は「言葉の獲得の遅れによって、泣いて訴える子が増えた可能性がある」と分析する。

出典:成長の証しなのに「人見知り」しない子、「マスクで顔が区別できないのでは」…[コロナ警告]ゆらぐ対人関係 : 読売新聞オンライン

 

 

乳幼児健診や障害福祉の現場における私の肌感は、上記でいう「発音に問題を感じる」という辺りかな。

 

種々の要因はあると思いますけど、機能性構音障害に対する療育支援のひとつとして、口形/口角模倣舌の動きの模倣を実施します。

 

しかしながら、マスクで家族以外の口の形や動きを見る経験というのが少ない?のか、なかなか上手にできない??…という印象です。

 

透明マスクとか色々試していますが、すぐに曇ってしまったりで使いこなせていません…。

今後の研究成果が待たれるところです。

 

過去の記事も載せておきます。

www.nhk.