発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

日々の生活にある学びと明日から実践できる療育支援のヒント

そろそろ周辺視遊び/感覚遊びに気づいてほしいところ…

ウチのTWINS弟さんのお話です。

 

乳幼児期から周辺視遊び/視覚的な感覚遊びとして…

「手のひらを目の前でひらひらする」という特徴的な行動があります。

 

乳幼児期から学齢期前半くらいまでは、誰かの邪魔をするわけでもないので、ある程度スルーしていました。

 

 

授業参観やら学級懇談では、

「いつも消しゴムと鉛筆が戦っています」とか「手が空を舞っています」等々の名言を聞かされます笑。

 

まぁ特性のひとつなので、「しゃーないねー」と理解はしているのですが、学齢期後半になると同年代の友達が彼の「手の動きが気になって集中できない、なんか鬱陶しい、変な動きで笑える」みたいな話になるんですよ…。

 

また家族の兄弟姉妹ともトラブルによくなります。

例えば「鉛筆削りを使いたい」からその場にあるのをパッと使おうとすると「オレが使ってるからやめろ!」とTWINS弟くんは言うわけです。

 

客観的にみたら確かに机に鉛筆とかは出して削っていたような形跡はあるのです笑。

しかし、しばらーく周辺視/感覚遊びとして鉛筆と三角定規やら消しゴムが空を舞って戦っていましたから、「終わって遊んでいる」と捉えられても仕方ありません…。

 

本人からすれば、「オレが使っているのに勝手に取るな!!」と逆切れモードです笑。

周囲は「はい??」という感じです。

 

この辺りは、なかなか「気付き」というかメタ認知が低いので、フィードバックも入りにくい…。

 

何らかの良いきっかけ/動機付けが起こらないかなぁ~と人任せです笑。

気になる女の子が出来て、ちょっとカッコよく見せようとか…。

嫁さんには、「それはないわ笑」と一蹴されました笑。